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この1枚!被写体に対するこだわりと想い

『日没直前の一瞬“マジックアワー”の空を撮影するコツ』
『日没直前の一瞬“マジックアワー”の空を撮影するコツ』
  カメラマン:神原孝幸

埼玉県川越市には、「小江戸川越」と親しまれている蔵造りの町並みが残っています。江戸風情漂うこのエリアのシンボルが、「時の鐘」です。400年にわたり時を刻み、今でも1日4回、趣のある音色を響かせています。
今回は、夕暮れ時の「時の鐘」の風景です。太陽が地平線に沈む直前、空は紫がかったピンク色に染まります。何ともいえない神々しいグラデーション。ほんの一瞬、“マジックアワー”が訪れるのです。まるで時が止まったような写真ですね。カメラマンの神原孝幸さんに、その一瞬を狙うコツを教えていただきました。

日没直前、たった数分間のわずかな時間、空がドラマチックな色調に変わります。その一瞬を、カメラマンは“マジックアワー”と呼ぶことがあります。
小江戸川越、蔵造りの町並みにそびえる「時の鐘」。その木造鐘楼が“マジックアワー”の空に浮かび上がる一瞬を逃さないために、まず入念に撮影場所を探しました。画面に空が広く写り込むようにし、雰囲気のある蔵造りの町並みも構図の中にバランスよく入るようにします。かつ、「時の鐘」の存在感が失われない撮影ポイントを、歩き回って探しました。
その日は雲一つない快晴。日没近くなり、刻々と変わっていく空の色をファインダー越しに眺めながら、「その一瞬」を待っていました。しかし、残念ながら、空はきれいなグラデーションでしたがイメージしていた空の色調とは違い、1回目は満足いく撮影ができませんでした。
イメージしていたのは、快晴でも雲が点在し、日が沈む直前の紫色の空の中、夕日が雲に差し込み、オレンジ色とピンク色が混ざり合うシーンです。そんなイメージを描きながら、数日後再び川越に向かいましたが、その日は雲が厚く、日が沈む頃には曇り空となってしまいました。
3度目の川越、今日こそはと思い挑戦です。快晴の空、風に乗って雲が徐々に現れ始めました。太陽が沈む方角と時間帯は前回確認していたので、それに合わせてカメラをセッティング。いつでもシャッターを切れるようにスタンバイして、「その一瞬」を待ちました。
数分間だけの自然の表情、いよいよシャッターを押そうとした時間帯に雲が多くなりました。今日も空振りかと思ったその時です。雲が赤く焼け始め、夕日が地平線に沈む直前の数十秒間、太陽は最後の光を絞り出すかのように、見事に空全体を染めてくれました。その上、この日は「時の鐘」の銅鐘に照明がともり、空の明るさとちょうどよいバランスで撮ることができました。
色調をさらにイメージに近づけるため、使用カメラにあるフィルムシミュレーションというモードを使いました。これは富士フイルム製フィルムの色調に設定できるモードなのですが、これをビビッドでメリハリのある階調表現をするVelvia(ベルビア)に設定して、より色を鮮やかにしてみました。
季節や空のコンディションにより、多彩に表情が変わる“マジックアワー”には、その時だけしかない一瞬の景色を永遠に焼き付ける魅力的な写真が撮れます。3日間通って出会ったこの夕日の空は、まさに“一期一会”の“マジックアワー”の空となりました。

今回のカメラと設定

■使用カメラ FUJIFILM X-T1
■使用レンズ フジノンレンズXF 16-55m F2.8R LM WR
■ISO感度 ISO100
■絞り値 F8.0
■シャッタースピード 1秒
■フイルムシミュレーション:Velvia(ベルビア)/ビビッド

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