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いろどり+(プラス) ~健やかに美しく、彩りのある未来をあなたに。

最新号 vol.37 フォト紀行 山形

今号は、最上川で有名な山形県を訪れました。源流の山間部から河口の庄内平野まで、最上川の豊かな水の流れが産物や文化を運び、人々の往来によって今日の山形の礎を築きました。多くの文学者を魅了した、自然と寄り添う暮らしの豊かさを紹介します。

五月雨をあつめて早し最上川――。最上川と言えば、真っ先に思い出すのが「奥の細道」のこの名句ではないでしょうか。夏の最上川はたっぷりの水をたたえ、空の青を映して豊かな表情を見せてくれます。芭蕉の足跡を追って、中流からしばし、タイムスリップの旅へご案内しましょう。
最上川

写真は中流の寒河江市と中山町にかかる長崎大橋の上から撮影した最上川です。山形盆地をゆったりと大きくうねって流れています。

◆天童市将棋資料館
天童市将棋資料館

長崎大橋を少し下り、村山橋を渡ると「将棋のまち」天童に到着です。さっそく天童市将棋資料館を訪れてみました。JR天童駅の駅ビルにあり、三角屋根の下が入り口です。

天童市将棋資料館

館内には、インドから伝わったという将棋の歴史や珍しい世界の将棋駒、天童市の歴代の駒職人の駒や、将棋産業の軌跡など、将棋文化をさまざまな角度から展示。文字通り将棋のすべてがわかる資料館です。

天童市将棋資料館

将棋のルーツといわれる古代インドの「チャトランガ」。4人制で王・象・馬・車・兵の5種の駒で行うゲームです。

天童市将棋資料館

平安時代の駒。飛車と角がないだけで今とほとんど変わりません。日本の将棋は独自の進化を遂げ、平安時代にほぼ現代の姿になったそう。

天童市将棋資料館

実物の駒の展示。将棋駒の種類がこんなにもあるなんて、圧巻です。

天童市将棋資料館

街の中心にある天童公園(舞鶴山)で毎年4月に開催される「人間将棋」の模型です。天童藩主が、人間を将棋の駒に見立てて対局したという故事を再現したもので、日ごろ恩恵を受けている将棋駒を、終日野外で遊ばせてやるという供養と、観光・宣伝の目的を兼ねて行われます。
資料館の隣には「天童市将棋交流室」があり、子供も大人も市井の棋士たちが腕を競い合っています。作る人、楽しむ人、地域が一体となって、将棋文化を支えています。

天童市将棋資料館
 
天童市将棋資料館

市内には、詰め将棋のタイルが17カ所もあります。町中が将棋愛にあふれているのです。「将棋のまち」と言われる所以は、全国シェア95%の将棋駒の産地というだけではないことを実感しました。

天童市将棋資料館
<住所>天童市本町1丁目1−1 天童駅 1F
<TEL>023-653-1690
<開館時間>9:00〜18:00 ※将棋交流室は平日13:00〜19:30、土日祝日10:00〜19:00
<休館日>第3月曜、年末年始
<入館料>大人300円 ※将棋交流室は無料
<アクセス>JR奥羽本線「天童」駅駅ビル内

◆最上川下り
最上川下り

最上川三難所の一つ、村山市にある三ヶ瀬の夕景です。

最上川下り

芭蕉の気持ちに少しでも近づいてみましょう。戸沢村の古口港から最上川一番の絶景といわれる最上峡を、草薙(くさなぎ)港まで定期観光船で下ることができます。まずは乗船場のある「戸沢藩船番所」へ。

最上川下り

船は定員約25〜30名。向かい合ってゆったり座れます。冬場はこたつ船、夏場は屋根も開放されます。この季節、川涼みの船下りなんて風流ですね。ここから、船頭さんの舟歌やトークを聞きながら約1時間の船旅です。
船下りを運営する最上峡芭蕉ライン観光には、地元の船頭ガイドさんが約30人も登録しています。みなさん、“渋さNo.1”“笑顔No.1”など、自分のイチバンを売りにしています。写真のお二人は、“東北の民謡チャンピオン”の岸昭夫さん(65歳)と、4人いる女性船頭の一人、“癒しNo.1”の星川遼子さん(35歳)。

最上川下り

船中のもう一つの楽しみは地元の食材満載のお弁当です。味噌おにぎりと名物玉こんにゃくなどの入った“竹籠弁当”(左:1,300円)と、だだちゃ豆や馬ガッキ煮などの4色ご飯の“最上川おしん弁当”(右:1,600円)が人気です。実は、ドラマ「おしん」で“おっかあ”と涙の別れをした名場面は、ここ戸沢村で撮影されたのです。

最上川下り

最上渓谷一の絶景と言われる白糸の滝。「義経記」や松尾芭蕉の「奥の細道」など古くから文学作品にも登場しています。山形県内には名前が付いている滝だけでも230余もあり、これは日本一の数とのことです。

最上川下り

生まれも育ちも戸沢村という戸沢村産業振興課の安食(あじき)さん(右)と、船頭に憧れ、北海道から移住して20年という最上峡芭蕉ライン観光の南条さん。 「江戸末期、戸沢村は船造りで有名な場所でした。山から木を切り出して寝かせ、1艘造るのに3年かかったそうです。残念ながら、20年前に最後の船大工が廃業してしまいました」と南条さん。
川の流れのように地元で語り継がれる歴史。胸に響きました。

最上川下り:最上峡芭蕉ライン観光
<住所>最上郡戸沢村大字古口86-1
<TEL>0233-72-2001(戸沢港 戸沢藩船番所)
<営業時間>4月~11月8:30~17:00、12月~3月 9:00~16:30
<定休日>年中無休
<料金>大人2,200円(要予約)
<アクセス>JR陸羽西線「古口駅」から徒歩5分 




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