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いろどり+(プラス) ~健やかに美しく、彩りのある未来をあなたに。

最新号 vol.44 フォト紀行 鹿児島

NHK大河ドラマ『西郷どん』の放映も始まり、ますます注目を集める鹿児島県。薩摩77万石の歴史を今に伝える史跡を中心に、市内各所の見どころをご紹介。桜島ビューの世界遺産スポットから、島情緒を感じる穴場施設まで、多彩な魅力をお伝えします。
◇国内で唯一、世界遺産になった大名庭園
◆名勝 仙巌園(せんがんえん)

江戸時代に島津家の別邸として築かれた仙巌園は、約1万5000坪という広い敷地に、さまざまな見どころが点在する観光名所です。鹿児島湾を池に、桜島を築山に見立てたというスケールの大きな庭園は、撮影スポットとしても大人気。園内をのんびり散策して、自分だけのお気に入りのアングルを見つけてみましょう。

名勝 仙巌園

大名庭園でありながら、近代化のための工場群が建てられた仙巌園。その意外性を強く感じさせるのが、園内に入ってまず目に付く鉄製150ポンド砲です。

名勝 仙巌園

島津斉彬の下で集成館事業が推し進められていた頃に造られた大砲を復元したもので、砲弾の飛距離は約3,000m。これはギリギリ桜島に届かない距離ですが、桜島側にも大砲を設置すれば、鹿児島湾の海防を担える距離だということです。(リニューアル工事に伴い、撤去の可能性があります。詳細は名勝 仙巌園までお問い合わせください)

鉄製150ポンド砲

鉄製150ポンド砲の背後には、大砲鋳造のための反射炉跡があり、この場所が世界文化遺産に登録されています。礎石の上に16mの煙突が立ち、全体の高さは20mにもなったとか。すぐ近くにあるレプリカのサイズは約4分の1。本物は相当な大きさだったことがわかります。

鶴灯籠

もう一つ、当時の薩摩藩の技術力を示すものとして注目したいのが、この鶴灯籠(つるどうろう)。斉彬が安政4年(1857)にガス灯の火を灯したことで知られています。日本初のガス灯の町並みは、明治5年(1872)の横浜の馬車道だといわれていますが、鹿児島ではその15年も前に点灯実験に成功していたそうです。高さ約2.7m、笠石の幅約6mという大きな灯籠にガスの火が灯る姿を想像すると、なんだかワクワクしてきます。

望嶽楼

鶴灯籠のある場所から石段を上っていくと現れるのが、望嶽楼(ぼうがくろう)と呼ばれる建物です。琉球王国から送られた四阿(あずまや)で、床には秦の阿房宮の床瓦を模した磚(せん)というタイルが敷かれるなど、中国風の作りになっています。勝海舟やロシア皇帝ニコライ2世など、そうそうたるメンバーが、ここから桜島の景色を楽しんだそうです。

千尋巌

望嶽楼の辺りから、桜島とは反対側に目を移すと、何やら山肌に白いものが見えます。一瞬、滝のように思えますが、よく見ると巨大な一枚岩に字が刻まれているのがわかります。この岩文字は中国によく見られる文化で、薩摩が中国の影響を受けていたことの証し。「千尋巌(せんじんがん)」と刻まれていて、意訳すると「とても大きな岩」となるそうです。3文字合わせて上下約11m。延べ3,900人を使って刻ませたというから驚きです。

江南竹

琉球王国経由で中国から伝わったものとして忘れてはならないものがもう一つ。江南竹と呼ばれる孟宗竹があります。島津家第21代・吉貴が、元文元年(1736)に琉球を通じて2株をとりよせ、仙巌園内に植えたのが日本の孟宗竹のはじまり。つまり、私たちがおいしい筍を食べられるのは薩摩藩のおかげ。今でも春になると、筍を目当てに猪たちがやってくるそうです。

御殿

広大な園内には、島津の殿様が暮らした御殿(屋敷内の見学は別途料金が必要となります)から、海抜約130mの展望台を目指すトレッキングコース(片道約20分)まで、多種多彩な見どころがあります。なかでも気になったのが、この猫神様。

御殿

第17代島津義弘が海外遠征の際に連れていった7匹の猫のうち、無事生還した2匹を祀っているそうです。当時は、猫の目の瞳孔の開き具合によって、時刻を推察したというのも興味深いエピソード。猫好きなら外せないスポットです。

御殿裏

場所は御殿裏のやや奥まったところ。園内を流れる保津川に架かる水道橋のたもと近くです。

菊まつり

今回、仙巌園を訪れたのは、ちょうど菊の時期。約1万5000本の菊が園内を彩る「菊まつり」が開催されていました(毎年11月)。斉彬と西郷隆盛の対話の場面などが再現され、多くの観光客が記念撮影をしていましたが、それと同じくらいカメラのレンズを向けられていたのが、この袋。

克灰袋

「克灰袋(こくはいぶくろ)」という火山灰収集専用袋です。袋は非売品で、鹿児島市内の家庭などに配布され、火山灰を集めて指定された場所に出すと、自治体が無料で回収してくれます。活火山とともに暮らす鹿児島ならではのアイテムに、思わずシャッターを切る人が多いようでした。

ぢゃんぼもち
 
ぢゃんぼもち

園内の散策の後には、ご当地おやつでひと休みしましょう。

ぢゃんぼもち

仙巌園名物「ぢゃんぼもち」は、2本の串に刺さった一口大の餅菓子。武士が刀を2本脇に差している様子を「両棒(ぢゃんぼ)差し」と言ったことから名付けられました。醤油味と味噌味の2種類の味が楽しめて6本310円。器が桜島大根の形になっているのもポイントです。

名勝 仙巌園
<住所>鹿児島市吉野町9700-1
<TEL>099-247-1551
<開園時間>8:30~17:30
<定休日>無休
<入園料>一般1,000円(尚古集成館と共通)
<アクセス>JR「鹿児島中央」駅からカゴシマシティビュー「仙巌園前」バス停下車すぐ



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