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いろどり+(プラス) ~健やかに美しく、彩りのある未来をあなたに。

最新号 vol.35 フォト紀行 埼玉

都心から近いからか、埼玉県は観光地としてのイメージはあまりないかもしれません。けれども、「彩の国」という県の愛称が表すように、歴史と文化、自然、そしてグルメスポットと、多彩な魅力にあふれる見どころがあるのです。
たとえば、蔵造りの町並みが残る川越は、年間観光客数が600万を超えるほどの人気エリア。重厚な開き扉や堅固な瓦屋根などを眺めながら、江戸の風情漂う町を歩くと、時を超えてタイムスリップしたかのようです。 また、県の西側、秩父に足を延ばせば、歴史ある神社が点在し、緑深く、心安らぐ景色が広がっています。

どこか懐かしい情緒に浸り、素朴な自然に癒される――。知らなかった埼玉の魅力を、再発見する旅をしてみました。

川越編

◆本川越駅
本川越駅

西武新宿線の本川越駅前。ここから蔵造りの町並みが残るエリアまで徒歩15分。小江戸川越にタイムスリップしに出かけましょう。

◆川越一番街・時の鐘
川越一番街・時の鐘

見えてきました。このあたりの蔵造りの町並みが一番街と呼ばれています。江戸時代、商家が立ち並んでいましたが、明治26年(1893年)の川越大火で町の3分の2が焼けてしまったそう。川越の商人たちは一度に財産をすべて失ってしまったわけですが、そこから果敢に立ち上がり、火事に強い土蔵を建て、蔵造りの町を再建しました。
このエリアは、国の「重要伝統的建造物群保存地区」とされ、「美しい日本の歴史的風土100選」にも選定されました。

川越一番街・時の鐘

川越のシンボルに到着しました。400年ほど前に当時の川越藩主・酒井忠勝によって創建されたといわれる「時の鐘」です。現在の鐘は、大火後に再建されたもので、4代目にあたります。
今でも午前6時、正午、午後3時、午後6時と日に4回、時を告げています。朝焼けや日没の風景の中で鐘の音を聞くと、江戸情緒にたっぷりと浸れそうです。
なお、5月5日まで、「小江戸春祭り」が開催されているそうです。桜の花びらが散る城下町はいっそう風情がありそうですね。

時の鐘
<住所>川越市幸町15-7
<TEL>049-222-5556(川越市観光案内所)
<アクセス>西武新宿線「本川越」駅から徒歩15分

川越一番街・時の鐘

蔵造りの建物がある地区には、明治・大正時代の洋風建築も多く残っています。その代表が、緑色のドーム屋根の埼玉りそな銀行川越支店です。大正7年(1918年)に旧国立八十五銀行本店として建てられ、その後国の登録有形文化財の指定を受けました。

川越一番街・時の鐘

少し歩くと、こんな風情ある路地も発見。着物姿のご婦人が歩くと、絵になりそうですね。

◆大沢家住宅
大沢家住宅

「大沢家住宅」は一番街に並ぶ蔵造り建築の中で最も古く、呉服太物(ふともの)〈綿や麻織物〉を商っていた近江屋半右衛門(おうみやはんえもん)が1792年に建てました。国指定の重要文化財です。現在1階は民芸品などのお土産ショップとなっていますので、暖簾をくぐってみてください。

大沢家住宅
<住所>川越市元町1-15-2
<TEL>049-222-7640
<1F店舗営業時間>10:30~17:00
<定休日>月曜(臨時休業あり)
<アクセス>西武新宿線「本川越」駅から徒歩15分

◆菓子屋横丁

蔵造りの通りを進み、左に曲がるとその先には「菓子屋横丁」があります。  

菓子屋横丁

明治の初頭に誕生し、その後関東大震災で被災した東京に代わり、駄菓子を製造するようになったそうです。今は駄菓子屋さんが二十数軒ひしめき、しょうゆ団子やラムネなど懐かしい駄菓子が店頭にずらり。つい手に取りたくなってしまいますね。
昔懐かしい菓子屋もありますが、横丁の入り口には新しいパン屋さんなどもあり、“ニューフェース”とレトロな駄菓子がバランスよく共存している印象です。

菓子屋横丁
 
菓子屋横丁

軒下の電灯や、暖簾にも昔懐かしい風情がありますね。

◆「玉力製菓」

大正3年創業で、100年以上も続く飴作り一筋のお店です。休日ともなれば、観光客でごった返すほどの人気です。

玉力製菓
 
玉力製菓

飴作りは、まず水飴と砂糖を煮詰めるところから始めます。 煮詰めたら天板に流し込み、冷まします。4代目の久保田淳さんが使う道具も年季が入っています。そのあと、香料を入れ、着色します。そして引いて〈伸ばして〉いきます。

玉力製菓

職人さんたちみんなでコロコロ丸めながら成形。

玉力製菓

色とりどりに着色した飴の棒を数本組み合わせて、1本の棒にまとめていきます。このようにして作る飴を「組飴」といいます。

玉力製菓

桃の花の模様のできあがりです。訪れた時は、ちょうど桃の花の季節。「4月になれば桜のデザインで飴作りを行うなど、季節に合わせた商品を手作りしています」とご主人の淳さん。

玉力製菓

細く伸ばし、切っていきます。どこを切っても桃の花が顔を出します!「お店を手伝うようになって5年です」という淳さんの奥様友美さん。「やはりおいしいと言ってもらえることが、一番うれしいですね」。真剣に飴を切る、その横顔がすてきです。

玉力製菓

花模様、ミカンの模様、市松模様……。色とりどりの組飴は全部で20種類以上もあるそう。 飴の種類により値段が違いますが、1袋200円前後で購入できます。飴ってこんなにおいしかったのか、と再発見。毎月、季節の飴を買いに行くなんて楽しみ方もありそう。
蔵造りの町並みと菓子屋横丁は、川越観光では必見。ほっこりした気分になりますよ。

玉力製菓
<住所>川越市元町2-7-7
<TEL>049-222-1386
<営業時間>10:00~16:30
<定休日>月曜
<アクセス>西武新宿線「本川越」駅から徒歩17分

◆蓮馨寺(れんけいじ)

さて、本川越駅方面に少し戻ると、「蓮馨寺」があります。

蓮馨寺(れんけいじ)

室町時代に創建された浄土宗の寺院。祈願所《呑龍(どんりゅう)堂》正面に鎮座する「おびんずる様」は、触ると病気が治る仏として知られています。また、小江戸川越七福神の第五霊場として「福禄寿(ふくろくじゅ)神」も祀られています。

蓮馨寺(れんけいじ)

このおびんずる様、お釈迦様の16人の弟子のひとりなんです。神通力の強い人だったといわれているようですが、いつのまにか病んでいるところと同じ場所をなでると病が治るといわれるようになりました。

蓮馨寺(れんけいじ)
 
高松丸亀町商店街

江戸時代前期、元禄期の1695年に作られたといわれ、川越市の文化財に指定されている梵鐘です。その昔、境内にあった浴場を「八つ〈午後3時〉の鐘」を合図に庶民に開放していたそうです。今も毎日午後3時に、18回、鐘の音が響きます。

蓮馨寺(れんけいじ)

48代目のご住職、粂原恒久(くめはらこうきゅう)さん。このお寺は江戸時代からお坊さんを育てる場であったとのこと。 「鐘を18回つくのは、浄土宗の関東十八檀林に由来しています。檀林は僧侶の学問所のことで、江戸時代に、浄土宗の僧侶の養成は18の寺に限られていたのです。『時の鐘』とは違い、時を刻むのではなく、幸せを願ってついているんですよ」
ご自身も仏教系の大学で教壇に立っておられ、学生さんの面倒をみられています。
「縁日やジャズコンサートなど、地元の方が気軽に楽しんでもらえるイベントも行っていますから、気軽にお参りください」とおっしゃいます。門はいつでも開けているそうです。

蓮馨寺
<住所>埼玉県川越市連雀町7-1
<TEL>049-222-0043
<アクセス>西武新宿線「本川越」駅から徒歩5分

◆仙波東照宮

さらに本川越駅近くに向かって、東照宮と喜多院を訪ねます。

仙波東照宮

仙波東照宮は、喜多院第27世住職天海僧正が徳川初代将軍家康公を祀ったもの。日光・久能山(くのうざん)と並ぶ日本三大東照宮の一つ。漆塗りの極彩色の飾りが鮮やかな拝殿です。

仙波東照宮

門には徳川の家紋。ひかえおろう!という声が聞こえてきそうですね。本殿と拝殿は、お正月や祭事がある際に扉が開き見学することができるので、お問い合わせのうえ、訪れてみてください。

仙波東照宮
<住所>川越市小仙波町1-21-1
<TEL>049-222-1396(川越八幡宮)
<拝観時間>要問い合わせ
<アクセス>西武新宿線「本川越」駅から徒歩7分

仙波東照宮

東照宮から喜多院までは境内がつながっているので、そのままてくてく喜多院へ。緑の木々が多い境内を散歩すると、気分も爽快です。

◆喜多院
喜多院

喜多院は、川越大師として親しまれる観光名所。春日局(かすがのつぼね)が使用していた「書院」と呼ばれる春日局化粧の間など、江戸城ゆかりの建造物が移築されているほか、山門・鐘楼門・慈眼堂(じげんどう)などが重要文化財に指定されています。

喜多院

ちょっとおみくじを。みくじ棒が入った筒箱を振り、出てきたみくじ棒に書かれた番号の札を受け取るという、昔ながらのおみくじです。番号の引き出しを開けるのにドキドキしましたが……、大吉! 旅が晴天だったのも、ご利益(りやく)だったかな!?

喜多院

境内にある多宝塔は県指定有形文化財で、その朱色が鮮やかで目を引きます。

喜多院

とうとう出会いました。喜多院の名物、日本三大羅漢(らかん)の一つに数えられる五百羅漢です。泣いたり、笑ったり、怒ったりしている、表情豊かな羅漢様。いつまで見ていても飽きないです。羅漢は悟りを開いた高僧のことだそうですが、立派なお坊さんも人間味があるんですね。

喜多院

境内を歩いていると、観光案内をしているボランティアの方にお会いしました。「テレビの旅番組のロケも多く、最近川越の観光客が増えました」とガイドの鷺谷智意子さん。地元の方しか知らない情報や町の歩き方も教えてくれそうです。 ガイドをお願いしたい場合は、下記へ問い合わせをしてください。

川越市シルバー人材センター
<TEL>049-222-2075

喜多院
<住所>川越市小仙波町1-20-1
<TEL>049-222-0859
<拝観時間>8:50~16:30 日祝8:50~16:50(月により異なる)
<拝観料>大人400円 小人(小・中学生)200円
客殿・書院・庫裏・慈恵堂〈本堂〉・五百羅漢を拝観することができます。時間のないときは拝観料なしで境内だけ見て回ることもできます。
<アクセス>西武新宿線「本川越」駅から徒歩15分

次は、喜多院から北へ15分ほど歩いたところにある氷川神社にも行ってみましょう。




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