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いろどり+(プラス) ~健やかに美しく、彩りのある未来をあなたに。

最新号 vol.33 フォト紀行 福井

◆正斎(しょうさい)漆工芸

福井は“ものづくり”の伝統が息づく土地としても名高い場所です。とくに越前漆器や越前和紙は国の伝統的工芸品にも指定され、全国的に知られた存在。また福井・鯖江の両市は、国産めがねフレームシェア全国トップの、めがねの町としてすっかりおなじみになりました。今回は、そんな“ものづくり”の現場にもおじゃまさせていただくことができました。

正斎漆工芸

約1500年前、まだ皇子だった第26代継体天皇が、片山集落(現在の鯖江市片山町)の者に冠の修理を命じたところ、その者が冠と一緒に黒塗りの椀を献上。継体天皇が椀をいたく気に入り、片山で漆器を作ることを推奨したのが始まりといわれる越前漆器。元来の持ち味である堅牢性に加え、江戸時代には京から蒔絵、輪島から沈金の技を取り入れ、華麗な装飾性をも兼ね備えるようになったと伝えられています。

正斎漆工芸

今回おじゃました正斎漆工芸は、沈金の匠である伝統工芸士・服部正和(正斎)さんの自宅兼工房です。玄関を入るとすぐに目に飛び込んでくるのが、正和さんの父、先代・正斎さんの作品「河和田の杉」。縦横約2m×3mの壁画は18枚で1つの作品となる大作で、その迫力に感服させられます。

正斎漆工芸

沈金は漆表面に沈金刀で絵柄を刻み込み、その彫り跡に金・銀箔、金・銀粉、顔料などを定着させる加飾技法です。下書きもなく、まったくのフリーハンドで絵柄を彫っていくので失敗は許されません。ちょうど今取り組んでいる作品を彫り進めていただきましたが、編集部メンバーのほうが緊張してしまいました。

正斎漆工芸

「シュッ、シュッ、シュッ」という小気味よい音で漆が削られ、ブナの枝に葉が現れてくる様子は、まるで魔法を見ているかのよう。彫りながらも楽しいお話を聞かせてくれる正和さんの余裕にも脱帽しました。春夏秋冬を描くという作品の完成が今から楽しみです。

正斎漆工芸

大きな作品だけでなく、めがねフレームなどの依頼もこなす正和さん。漆塗りの椀や硯箱などにオリジナルの絵柄を彫ることも可能だそうです(要相談)。

正斎漆工芸

「今、越前漆器の沈金で食べていける職人はせいぜい5人。その数を増やそうとは思わないけれど、百年後も千年後も、常に5人くらいが食べていけるように続いていくのが伝統工芸。その火を絶やさないようにしたいです」と語る正和さん。職人としての自負と覚悟を感じさせる言葉が胸に響きます。

正斎漆工芸
<住所>鯖江市河和田町20-14
<TEL>0778-65-0255(工房見学希望の場合は要連絡)

◆長田製紙所
長田製紙所

高級和紙の産地として知られる越前市。五箇地区と呼ばれる5つの集落(不老、大滝、岩本、新在家、定友)は製紙業者が軒を並べる和紙の里です。大滝にある長田製紙所では、襖紙をメインとした、こだわりの手漉き和紙製品を手がけています。

長田製紙所

今回「いろどり」誌面で紹介した「EICO BRAND」。なかでも伝統工芸士の長田榮子さん自身のイチオシが、この中型バッグ。縦横23cm×26cm、マチ約8cmというサイズは「女性が手に持った時にちょうどいいバランス」になるよう気をつけたそうです。

長田製紙所

「EICO BRAND」はもちろん、ほかの製品もすべて1点もの。愛らしいフォルムの「ぷっくりがまぐち」、手に取るとその軽さに驚きます。

長田製紙所

「すきあかり」と題された照明シリーズは、榮子さんの息子である四代目の作品。「すきあかり」が作り出す光と影のコントラストが、幻想的な空間を演出します。

長田製紙所
<住所>越前市大滝町29-39
<TEL>0778-42-0051

◆マコト眼鏡
マコト眼鏡

現在の福井の“ものづくり”の代表格といえば、鯖江を中心としためがねです。

マコト眼鏡

今回おじゃましたマコト眼鏡では、会長兼現役職人の増永誠さんに、その技術を披露していただきました。

マコト眼鏡

そして、福井めがね産業の歴史や、めがね製作について詳しく教えてくださったのが、マコト眼鏡代表の増永昇司さん。福井めがね産業の祖・増永五左衛門のDNAを受け継ぐ“信念の人”です。「めがねは、まず第一に視力矯正器具としての機能性が高くなければなりません。ファッション性ばかりを追求しては、本来の役割から遠ざかってしまう。マコト眼鏡の商品はシンプルなデザインですが、フレームとしての作り込みは相当なもの。かけてみればわかると思いますよ」と増永代表。

マコト眼鏡

実際にかけさせてもらうと、普段からめがねを愛用している編集部メンバーからも「軽い!かけやすい!!ずり落ちない!!!」の声が続出。個人にあわせた微調整をする前に、これほどのかけ心地とは驚きました。オリジナルブランド「歩(AYUMI)」には、クラシカルなフォルムからフェミニンな雰囲気のものまで揃っているので、お気に入りの1枚を見つけてみてはいかがでしょうか。

マコト眼鏡
<住所>鯖江市丸山町2-5-16
<TEL>0778-51-5063

◆めがねミュージアム
めがねミュージアム

自分にあっためがねを選ぶなら、足を運びたいのがここ。約100ブランド、3,000本以上のめがねを扱うショップで、めがねのプロがアドバイスしてくれます。

めがねミュージアム

エントランスのシャンデリアも、めがねモチーフで目を引きます。

めがねミュージアム

また、2016年にリニューアルした博物館では、約800年前からのめがねの変遷などを見ることができ、めがねへの愛着がさらに深まりそうです。

めがねミュージアム

おみやげには、めがね型のスイーツもおすすめ。硬さが自慢の「眼鏡堅麵麭」(3枚入り486円)は、ゴマの風味が効いていて美味ですよ。

めがねミュージアム
<住所>鯖江市新横江2-3-4 めがね会館
<TEL>0778-42-8311
<営業時間>10:00~19:00(めがね博物館、おみやげコーナーは~17:00、工房受付は~16:00)
<定休日>無休
<入館料>無料、めがね型ストラップ作り500円(約1時間、予約優先)
<アクセス>JR北陸線「鯖江」駅から徒歩10分



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