雄大な祖谷渓
雨の多い地域特有の深い緑が印象的。撮影は「和(な)の宿 ホテル祖谷温泉」の「雲の上テラス」から。ちなみに紅葉の見ごろは例年11月半ば。



今回の「いろどり」本誌では、徳島の“秘境”と呼ばれる祖谷(いや)地方と、景勝地として知られる大歩危・小歩危(おおぼけ・こぼけ)を訪れました。写真館では、取材中に出会った印象的な風景を中心に、徳島の旅を振り返ります。
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自分でロープをたぐり寄せて進む人力ロープウェイ
「奥祖谷二重かずら橋」近くにある「野猿(やえん)」と呼ばれる乗り物。残念ながら2022年9月末現在、故障のため利用中止。※詳しくは0883-72-7620(三好市まるごと三好観光戦略課)にお問い合わせください。 -
「龍宮崖公園」に続く吊り橋
コテージなどがある龍宮崖公園に続く橋で、高さは約70メートル。実はこの時、橋の上から三脚を落としそうになって大慌て。心臓に悪い思い出の場所。 -
人気のラフティングコース
ラフティングの世界大会が行われたこともある大歩危・小歩危。吉野川に架かる国政(くにまさ)橋からは色鮮やかなボートが見られることも。 -
脇町(わきまち)に残るうだつ
国の重要伝統的建造物群保護地区に選定されている「うだつの町並み」。現在、約50個のうだつが残されている。 -
和傘職人の住友さん
四国で唯一、和傘づくりをしている「美馬(みま)和傘製作集団」。この日はメンバーの住友聡さんに「傘は機能的な役割だけでなく、その下にいる人を守る意味合いがある」と教えていただきました。 -
ひの字渓谷
祖谷渓有数のビュースポット。蛇行する祖谷川が、ひらがなの「ひ」の字に見えるため名付けられたそう。撮影は県道32号沿いの駐車スペースから。 -
琵琶の滝
「祖谷のかずら橋」の近くにある滝で、平家の残党が都での暮らしをしのんで、ここで琵琶を奏でたという伝説が残されている。落差は約50メートル。 -
スリル満点の「祖谷のかずら橋」
「さな木」という木材をつないで作られていて、水平にしたハシゴの上を歩くような感覚。下を見ると怖いけれど、見ないで歩くのはもっと怖い! -
「ひらら焼き」を作る都築さん
「昔は“ひらら”(=平たい石)を使ったけれど、今は熱しても割れない石を探すのが難儀」なので平鍋で。美味しい秘境グルメ、ごちそうさまでした!